鶏肉のブロイラーについて
はじめにみんながよく食べているブロイラーの話をしようと思います。
スーパーや精肉店で売られているものは殆どがこのブロイ
ラーになります。
ブロイラーは、出荷サイクルを早めるためにアメリカで開
発され、日本では第二次世界大戦後から飼育が始まり、今
現在も生産されているが、輸入に頼る部分も多い。
世界の主な生産国はブラジルや中国、タイ、アメリカなど
である。国内では、鹿児島県、宮崎県、岩手県が3大生産
地である。(国内では鹿児島県、宮崎県は主に九州や関西
などに出荷され、岩手は東北、関東に出荷されていること
が多い)
ブロイラーとは、短期生産を目的として作られた鶏の品種
である。「若鶏」と表現されることもある。通常の鶏が成
鶏となるのに必要な期間は4~5ヶ月だが、ブロイラーの場
合は40~50日。2ヶ月もかからず成鶏となるのである。日
本で食べられる鶏肉のほとんどがブロイラーであると述べ
たが、日本国内のみで年間6億羽ものブロイラーが出荷さ
れているというから驚きです。ブロイラーの肉は柔らか
く、食べやすいため様々な料理に適しています。
しかし、大量生産で大きな鶏舎ですし詰め状態で育てられ
ているためストレスやホルモン剤やケガなども多くあり品
質や味は他の鶏肉に比べると劣ってしまいます。次はこの
ブロイラーについてもっと掘り下げて行こうと思います。